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中国を殺すのにミサイルはいらない。
日本がかつて最も苦しめられた機雷戦に学べ!
中国武漢市発の「新型コロナ・ウィルス」が、世界史の流れを不可逆的に変えつつある。
ヒト・モノ・カネが、国境を越えて、自由に無制限に、地球上のすきなところを行き交うーー いわゆるグローバリズムが漫然と信じられた時代は、もう終わった。
近い将来に、わが国を含めた近代自由主義諸国は、 個人の自由に関する価値観が根本から相容れない中国を筆頭とした《反近代》主義諸国の悪影響をブロケイド ──鎖国状態を外側から強制すること── によって防ぐしかなくなるだろう。
そのとき機雷は、反近代主義諸国との国境の交通を遮断してしまうための、 有力で、そのうえある面では人道的ですらある軍事的オプションとして、これから注目されるはずだ。
本書は、広義の「機雷戦」が果たす役割を考えるための、材料を提供するものである。
先の大戦中に日本人を最も苦しめた武器のひとつであったのに、 戦後の日本国内ではほとんど正確な全体像が把握されていない「機雷」について、 過去から現在までの戦訓を実証的に研究する。
【本書の目次紹介】
第1章 第二次大戦までの機雷戦
第2章 第二次大戦前夜までの日本海軍の機雷戦力
第3章 失敗した、日本軍による中国大陸ブロケイド作戦
第4章 対英米作戦と旧日本海軍の機雷戦備
第5章 連合軍側から見た対日機雷戦
第6章 戦後冷戦期の米軍機雷の概略
第7章 ベトナム戦争の終結に機雷はどのように役立ったか
第8章 米軍の国際法解釈と、次世代の《新機雷》の方向
第9章 第二次大戦後に機雷が注目されたいくつかの事例
第10章 英国の「対独ブロケイド」経験が教える単純な原則
第11章 「中共軍の機雷」vs.「海上自衛隊の機雷」

 

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機雷の大量生産システムと連携国への輸出体制を構築せよ。
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