世界は「核廃絶」など本気で考えてはいない。
「核」を持たずして、この国に未来はない。
国際常識を熟知した著者が放つ救国の提言! 唯一の被爆国ゆえの正当なる選択! 今こそタブーなき議論を 核武装を論じることは日本では長くタブー視されてきた。
アメリカに依存し、自虐史観に染まってきた戦後の日本人は、国際標準の軍事常識を持ち合わせていない。
さらに感情論が先行して視野が狭くなり、核武装の正しい意味を理解してこなかった。
「世界中の国が願わくば核武装をしたいと思っている」「核武装をすれば国はより安全になる」と言っても、ピンとこない人が多いのがこの日本である。
本書は、そのような人にもよくわかるように、そして今こそ核武装の議論が必要であると感じてもらえるように書いたつもりである。
前半では「日本になぜ核武装が必要なのか」をさまざまな角度から論じ、後半では実際に日本が核武装を実行する時のシナリオを「日本核武装20年計画」として記した。
安倍総理が言う「日本を取り戻す」ために、この本が皆さんの議論の端緒となれば幸いである。
目次
はじめにー今こそ「核武装」の議論を
第一章 力なき正義は無能である
第二章 抑止力としての「核武装」を日本に
第三章 核武装国が言う「核廃絶」に騙(だま)されるな
第四章 「核武装」の言論統制に怯(ひる)むな
第五章 日本が核武装国なら「尖閣問題」は起こらなかった
第六章 世界平和は「核武装」によって保たれる
第七章 核武装国にならなければ一流国にはなれない
第八章 日本核武装20年計画  前篇 --武器輸出解禁~非核三原則の見直し
第九章 日本核武装20年計画  後篇 --レンタル核~核実験 おわりに 内容紹介
田母神俊雄(タモガミトシオ)
1948年、福島県郡山市生まれ。防衛大卒業後、71年航空自衛隊に入隊。地対空ミサイルの運用幹部として約10年の部隊勤務を経験。
この間米国でのナイキミサイルの実射訓練にも参加。統合幕僚学校長、航空総隊司令官などを歴任後、2007年第29代航空幕僚長に就任。
2008年、民間の懸賞論文へ応募した作品内容が政府見解と対立するものであったことにより幕僚長を更迭され、同年11月自衛隊を定年退職。2009年、田母神事務所を設立。
以後、国内外各地での講演と併行して旺盛な執筆活動を展開

 

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